焼香の方法は、立礼、座礼、回しの三つがあります。一般的には、立礼となります。
宗派によって、線香をあげる本数や、抹香を香炉にくべる回数は違ってきます。一般的には、1本か3本、焼香は1~3回行えば十分です。
特に参列者の人数が多い場合は1回となる場合もあります。葬儀の焼香は、遺族から行いますので、良くわからない場合は、遺族の動きを真似する形で問題ありません。そして、宗派の作法がわからなくても、心を込めれば、特に違いにこだわる必要はありません。
作法も大事ですが、結局は、心からご冥福を祈ることが一番大切なことです。
数年来、付き合いの途絶えていた、友人、知人、かつての上司、大変お世話になった方々の訃報を耳にした時は極力あらゆる予定を差し置いてでも、葬儀に参列するべきだと考えます。葬儀会場に着きましたら、○○家の看板を確認し、念のため祭壇上にある故人の写真も確認しましょう。受付を済ませ、焼香の列に並びます。
遺族親族のあと参列者の焼香が始まります。自分の番が回ってきましたら、祭壇前の焼香台で故人に向かって一礼をし抹香を香炉に1~3回おとします。その際には、故人へ感謝とねぎらいの言葉をかけてあげましょう。きっとあなたの声は届いているはずです。